私は勤めている会社とは別の
大きい会社内に業務委託で異動する事になった。
その大きい会社は風の便りで
極度の男社会という話だった。
もし歓迎会などの飲み会が開かれたら
私は会社を代表して異動するのだ。
異動の日も迫るそんなある日…
とあるブログを人から教えて貰った。
記事の見出しが
「金玉をiPhone5sの指紋認証に登録できるのか!?」
…
いや いや いや いや
無理っしょ!
そんな風に思って記事を読み進んでいくと…
えっ?! 出来るの?
マジか… 出来るのか……
こいつバカだ。
しかし偶然にもiPhoneを使っていた私は思った。
しかし脳裏に一抹の不安が。
万が一、金玉からの流れで、肛門を見られる事になると非常にマズイ。
なにせ極度の男社会という話だ。
その場の流れで 金玉 → 肛門 は
かなりの高確率で発生する事が考えられる。
豆腐メンタルな私でも金玉を見られる事に関してはさほど抵抗は無い。
だが
長期的な肛門のコンディション不良に悩まされていたのである。
私は考えた。
肛門を絶対に見られない方法を…!
そ し て
閃 い た の で あ る 。
肛門の代わりに乳首を使えば良いと!!!
肛門に比べれば、ややインパクトは小さいが
上半身縛りの流れを作ることが出来れば
肛門の御開帳も逃れる事ができるであろう。
我ながら完璧な作戦である。
すまない 親父、おふくろ…あなた達の息子は今
上半身裸でiPhoneを握りしめている。
昔から迷惑かけっぱなしだ
いつか親孝行しよう…多分。
聡明な弟よ。私みたいになるな。
何時間かかっただろう…
今となっては正確には思い出せないが
かなり苦労した記憶がある。
真夜中の iPhone VS my乳首 との格闘…
そして遂にその時はやってきた…
乳首認証iPhoneの誕生である。
まさか故スティーブ・ジョブズ氏も
iPhoneが乳首で認証されるとは思わなかっただろう。
乳首でもロック解除ができる。そう、iPhoneならね。
深夜まで及んだ戦いに疲れた私は
そのままベッドに倒れ込んだ。
何度左右の乳首で試しても
一向に認証しない乳首認証iPhone…。
仕方なく
指先の指紋認証でロックを解除して考えた。
もしかしたら登録時の
そこからは先日の流れと全く同じだ。
乳首コンディション不備説は
いまだ存在するものの
体感として
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