小学生の頃、友達と大人のビデオを見に行った話

小学生の頃、友達と大人のビデオを見に行った話_title スラム街足立区

それは昔、
私が小学生だった時の話である。

当時私は東京のスラム街、足立区という
暴力が全てを支配している土地で暮らしていた。

東京のスラム街、足立区の風景イメージ

ある日の学校終わりの出来事だ。

私は男友達を5人ほど引き連れ
電車で地元の駅から2つほど離れた
ある駅に降り立った。

東京のスラム街、足立区の某駅前イメージ

当時小学生であり

普段チャリンコしか使わない私達が

わざわざ電車賃を使い
地元から離れた駅に降り立った理由

それは…

大人のビデオを見るためである。

目標はこの駅の近くにある
私のおじさんの家にあり

その日におじさんが留守な事は
リサーチ済みだった。

なおかつ私はある理由で
家の鍵を預かっていたので

この計画を実行する運びとなったわけだ。

せっかくの機会なので

私は仲が良い男友達数人に参加を集った。

そして集結したのが
性欲盛んなこの5人の精鋭達という訳だ。

駅からおじさんの家までは
私がイニシアチブをとりながら先導した。

…歩いて10分程度経った頃

くたびれた集合住宅の前で私は立ち止まった。

私「着いたよ。ココ。」

東京のスラム街、足立区のくたびれた集合住宅イメージ

足立区の少年達は
期待と不安を背負いながら

エレベーターを使い
おじさんの家の玄関の前に到着した。

私「ちょっとここで待ってて」

まずは計画通りおじさんがいないかを
運動音痴な私がSWATばりの
潜入捜査でチェックする。

人の気配がしないのを確認すると

精鋭達を素早くおじさんの家に招き入れた。

私は家に入るとすぐさま
目標に向かって一直線に進んだ。

精鋭たちもゾロゾロと後を追って進む。

そして

目当ての部屋にたどり着いた少年達は
遂に見つけてしまう

大人のビデオテープの集合イメージ

想 像 を 超 え る 数 の ひ と つ な ぎ の 大 秘 宝 を。

地元から離れた土地で

遂に見つけた大人のビデオが目の前にある。
しかも沢山。

しかしここで

一つの問題が起きてしまう。

作品が多すぎて何を上映するか
決められないのだ。

ここまでイニシアチブを持って

計画に臨んできた私も

予想外の作品数に圧倒され
半ばパニックに陥っていた。

…その時である

牛乳瓶の底みたいな

極厚レンズの眼鏡を掛けていた
I尾君が言い放った。

I尾君「コレは?」

精鋭の一人である彼が手に取った作品の名前は「女子校生ア●ルLOVE」だった。

ノーマルさえよくわかっていないのに

いきなりのア●ルである。

足立区の純粋な少年達はその日

大人の階段をとんでもない速さで登ったのであった。

小一時間位たっただろうか…

少年達は上映会を終え、
部屋に入った一切の証拠を隠滅し
帰路につくためエレベーターに乗った。

エレベーターの操作盤イメージ

エレベーターが下降している中で

リーダー格のN井君が言った
N井君「これ何?」

彼が指差した先にはエレベーター警報装置ボタンがあった。

上映会がおじさんにバレたくない私は一刻も早く安全に地元まで戻りたかった。

私はN井君に言った。

私「警報装置って書いてある。

押しちゃ駄目だy」
エレベーター「ジリリリリリリリリリリリリリリリリリッーーーーーー!!!」

走った。

走って逃げた。
私の人生で最速だった。
多分ベン・ジョンソンより早く走れた気がする。

今考えれば
お笑いのプライオリティーが高い、N井君に対しての「押すなよ」は

ダチョウ倶楽部上島の
「押すなよ押すなよ」と同義であった。

こうして…

スラム街足立区に住む少年達の
淡く儚い思い出が作られたのだった。

スラム街足立区に住む少年達の 淡く儚い思い出の風景イメージ

ちなみに

牛乳瓶の底みたいな極厚レンズの
眼鏡を掛けていたI尾君は
この日の夜ショックで
38度の高熱を出したそうだ。

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