宝くじ当たんねーかなー… と思う今日この頃。
私には同僚にK本さんという先輩がいる。
私はK本さんの生き方を尊敬し、
兄貴と呼ばせてもらっている。
兄貴の生き方は一言で言うと「誉(ほまれ)」である。

誉高きK本兄貴は若い頃に、
宝くじで「一等」
…の「組違い賞」に当たった事がある。
その当選金は親が「預かっている」らしい。

おそらく20年以上も昔の話だろう。
いつまで「預かる」つもりなんだろうか。
それからというもの兄貴は夢を追い続け
ジャンボ宝くじをシーズン毎に購入しているらしい。
兄貴が狙うのはジャンボ宝くじの「一等」のみだ。二等以下に興味は無い。
誉のみを追い求める兄貴。
これだから兄貴はカッコイイ。
「組違い賞で運を使い果たした」とか
そんな事を言う下賎(げせん)の者の意見などに
まったく聞く耳を持たない兄貴。
やっぱり兄貴はカッコイイ。
もし誉れ高き兄貴が
ジャンボ宝くじの一等に当選した暁には
きっとビルの高層階から
「見ろ! 人がゴミのようだ!! ハッハッハッハッ!!」と
下賎の者をさらに見下ろすだろう。

誉れ高き兄貴は、当選確認の為の「開封の儀」の行い方にも、こだわりがある。
ジャンボ宝くじの当選結果が、世の中に出回る時期
兄貴は一つ前のシーズンの、ジャンボ宝くじを開封する。
例えば
ハロウィンジャンボ(11月)を買ったら
すぐに開封はせず、
年末ジャンボ(12月)を購入した後に
ハロウィンジャンボ(11月)の「開封の儀」を行う。
そうする事によって
常に未開封のジャンボ宝くじが手元に残り、
生きる希望を持ち続ける事が出来るのだ。
少し前に、兄貴が3km程度先を見るような目をしながら「…人生あがりたい」と言っていたのは、おそらく空耳だったと思うが、
兄貴は、よほど宝くじに期待をしているらしい。
そんな兄貴のために
私は素晴らしいサイトを発見した。
「web宝くじシミュレーター」である。
ジャンボ宝くじ、ロト、ナンバース、ビンゴ5がどれくらい当たるか?どれくらい儲かるか?を検証する「宝くじシミュレーター」のサイトです
宝くじシミュレーターでは当せん金額や購入金額や収支なども表示されるので、どれくらい当たるか試してみてねッ!
http://kaz.in.coocan.jp/takarakuji/
とサイトに説明がある。
私は試しに年末ジャンボ宝くじでシミュレートしてみた。

おかしいな… 中々当たらない。
シミュレーションのスピードを「速」にしてみる。
おっ速い!

おかしいな… 全然当たらない。
…
…
私は気付いてしまった…
このブログを見てくれているであろう
K本兄貴に伝えようと思う。
「この戦、負け戦でやんす。」
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